私の専門はエリッククラプトンです。
基本ミーハーなので色々な人にキャーキャー言っていますが、
1人選ばないと殺す、と脅されたら間違いなくエリックを選ぶ。
と言うわけでどうしても彼に対しては贔屓目で見ているところがあるので、
最近ではもうアルバムをリリースしただけで「よ!またしても名盤だ!」状態。
なので正しい判断はできないのが正直なところ。

 
ただね、先日の在宅勤務中にこのアルバムをチョイスしたんですね。
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Eric Clapton
Backless
 (1978年)
 
結論から言うと、バックレスってすごくいいアルバムなんです。
前作がエリックのソロキャリアの代表作にもなっているスローハンドなので、
その影に若干隠れてしまっている作品なのが残念なくらい。
プロデュースもグリンジョーンズ、スローハンドの弟的な(?)、
ブルースベースにカントリーテイストが上手く混ざって、
ちょっと前作よりは地味目ではあるんだけど好盤なんす。
私もエリックソロから5枚選べって言われたらこれは入るかな?と。
でもそんな難問投げかけられたら最低1週間は迷いたいですが。

いやだがしかし。
この間このアルバムを在宅勤務中に聞いていて思わず消した…
エリックごめんなさい!!!!!高速土下座。
私にとっては大事件、大犯罪ですこんなこと。
仕事の手を止め(おい!働け!!)緊急事情聴取です。
なぜ私はバックレスを聞きながら仕事ができないと思ったのか?
 
 
このアルバムちょっとタイトで音が重めなんですよね。
スローハンドに重厚感足したら地味になるわタイト過ぎちゃったわって感じ?
いや、何度も言いますけどすごくいいアルバムなんですよ。
でもあまりのタイトさに聞き流せない部分もある。
本来、仕事するときなんて無音でやりなさいよって話なんですが、
ちょっと音が欲しい時とかあるじゃないですか?
それこそ前回のスティング様で書いたときのような、
カフェでどやマックで作業捗るわ~気分と同じ感覚の時にやたらとリズムが耳に残ってしまう。
結果、重さを感じてしまうんですよね。
あと、1978年と言う年代を見て貰えばお分かりの通り、
エリックのアル中が酷くなっている頃です。
この数年後に1回目の治療を行うので、まぁ結構なピーク期と言うこともあり、
声が酒焼け気味w
そこも何かざらっとした感じを残す一因なのかなぁとも思います。

繰り返しになりますが、本当に良いアルバムなんです。
私がライブで一番聞きたい曲って「Tulsa Time」ですから!!
(いや待て。これも1週間時間欲しい、念のため)
だけども、このアルバムは仕事しながら聞くには不向きです。
仕事中に聞くならちょっとぐらいのレイドバックサウンドに軽さが必要ということが
わかったことだけでも在宅勤務に感謝です。
ちょっと言ってることよくわからないけど、
要は仕事中にエリック聞きたいならスローハンドにしとけ!以上。